次の曲は「八木節」です。毎年、全校児童で演奏する大事な曲です。
今年度の「八木節」は、昨年度の「和太鼓発表会」が終了した後、現4~6年生の新パートを決めて練習し始めました。
教えてくれたのは、昨年度の6年生です。
約1ヶ月、教えてもらいながら一生懸命練習し、2月末の「6年生を送る会」で6年生に出来映えを披露しました。
これが、毎年行われている、相賀小の和太鼓の伝承の仕組みの一つです。
ところが昨年度は、2月末の6年生を送る会の次の日から臨時休校になり、その後、「八木節」演奏の機会は例年どおりとはいかなくなってしまいました。
離任式や新任式、入学式での披露はできず、やっと披露できたのは、臨時休校開けの「1年生を迎える会」でした。
コミュニティの夏祭りも開催できなかったため、今まで地域の方に見ていただくこともできませんでした。
ようやく披露できた「八木節」、途中で樽太鼓の表面が抜け落ちてしまうというハプニングがありましたが、見ている人たちも気づかないほど、子どもたちは冷静に乗り切りました。